改めて、筋膜リリースとは
筋膜リリースって何?
筋膜の単なる伸張ではなく、筋膜のねじれを解放すること。
筋膜制限に適応された緩やかな伸張は、筋膜組織を再編成し、筋肉にある感覚をリセットする。
筋膜は、血管や神経、リンパを支持する。ケガ等が治癒したずっと後も、持続的な徴候が残ることがあり、筋膜リリースによって筋膜のねじれを元に戻し、筋と筋の間、筋と他の構成物の間の可動性や伸張性を改善し、それらの機能が正常に機能できるようにする。
主な適応は、急性・慢性の疼痛、可動域制限、神経系機能異常、小児や高齢者のコンディショニング、顎関節機能異常、頭痛、循環障害、スポーツ障害、最適なパフォーマンス獲得などである。
筋膜リリースは、組織内に蓄積した有害物質を流し去り、不快感を緩和するために多くの水を飲むことも大切である。
竹井 仁(2001): Myofascial Release(筋膜リリース) 理学療法科学 16(2) 103-107.
ある箇所に筋膜の制限がでてくると、他方に影響がでてきやすいことがわかります。
一つの問題点に対して、全身的なアセスメントとケアが必要となりそうですね。
これらの引用したものは、非常に分かりやすい内容となっていたので、紹介させて頂きました☆特にマークスターリングさんの絵は絶妙です。