むくみについて
雑誌を読んでいると、むくみについてとても分かりやすくイラストしているのを発見しました。むくみの原因の一部であると思われるメカニズムを紹介したいと思います。
同じ姿勢を続けることや何らかのストレスを受け続けると、筋肉・筋膜が緊張して硬くなります。すると、血流の流れが悪くなり、うっ血します。うっ血になると当然、むくみが生じます。
筋膜の緊張が続くことによって、細胞内の水分と細胞外の水分の調節ができず、細胞外液が増え、むくみが生じます。
血管から、細胞に酸素と栄養を与えると同時に細胞は二酸化炭素と老廃物を血管やリンパ管に排出します。
圧迫によって血管は細胞に体液量を多くだしていきますが、その分、二酸化炭素と老廃物が血管やリンパ管への回収が滞ってきます。
そうなるとむくみによって、血管とリンパ管をより圧迫してしまいます。
黄色が血管からの栄養で、紫が老廃物になります。
やはり、長時間の同じ姿勢は良くないですね。
全身を包み込む筋膜の解放には、このような問題の解決につながるものと思われる内容でした。
雑誌引)東京医科歯科大学 遠藤健司先生